街角で○に質と書いてある暖簾。
これぞかつて庶民の味方、健全金融として長く君臨した質屋です。
そば屋のような雰囲気なのに中古品置いているし、と疑問に思っている方も多いかもしれません。
質屋は物を担保にお金を貸してくれる立派な金融業者です。
しかし、利息に振り回されず、払えない時はその担保を取られておしまい、と言うシステムで、利息に苦しまされる怪しげな金融より健全とも言えます。
たとえば、競馬の資金が足りないので競馬場の近くの質屋で原チャリを質(担保)に入れ、数万円借りて競馬で儲けて、利息と元金を払って原チャリを引き出し家に乗って帰る、と言う具合に使います。
競馬で負けた場合は電車で帰るしかありません。
でも、3ヶ月以内に利息と元金を払えば原チャリは戻ってきます。
最悪、利息だけ払えばまた3ヶ月のばして貰えます。
利息すら払えない場合は、残念ながら原チャリは質流れと言って所有権が無くなります。
その場合は借りたお金と利息は払う必要がありません。
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売ったと思えばきれいさっぱり後腐れはありません。
さて、その場合、質屋はその原チャリを他の人に売って儲けることになるのです。
案外複雑なシステムです。